担当からのコメント
香川県高松市高松町のT様邸にて、棟板金と下地の交換工事を行いました!
化粧スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)の一番てっぺんには、金属の板の棟板金(むねばんきん)が取り付けてあります。
棟板金がないと屋根の頂上に隙間ができてしまうので雨漏りに発展します。
お住まいの頂上ですから、紫外線や雨風が当たる一番過酷な場所にある部材です。
T様邸では、数ヵ月前に、別の塗装屋で屋根塗装をしてもらったとの事でした。
しかし、雨漏りが起きたとの事で今回は当社にご依頼をいただき、調査をさせていただきました。
本来であれば、屋根塗装工事というのは塗装だけでなく、雨漏りが起こらないよう調査・補修を行うものです。
何があったんだろう・・・と屋根に上って拝見させていただくと、塗装は綺麗に仕上がっていたのですが、棟板金の釘がしっかり打ち直されておらず、棟板金自体が浮いて下地が傷んでしまっていました。
上のBefore画像は棟板金を外した下地のみの状態です。
木材の下地が傷んで、建物内に雨水が侵入してしまっていました。
「雨漏り・屋根・棟板金のはがれ」については、こちらのページです。
環境にもよりますが、築7~10年程経過してくると棟板金を固定している釘が徐々に抜けてきます。
これは熱膨張が原因で、金属が熱で温められる事で起こる現象です。
温められて膨張する事により釘が一緒に引っ張られるのですが、収縮する時は板金のみが収縮します。
棟板金が膨張→収縮→膨張・・・と繰り返す事で釘が抜けてくるのです。
日が当たりやすいお宅では特に釘が抜けるスピードが早いので、定期的にチェックするようご依頼される事をオススメします。
T様邸では傷んでしまった下地と棟板金を撤去し、新しいものに交換させていただく事となりました。
新しい下地には、KMEWのタフモックを使用しました。
軽量で耐久性が高い部材です。
もちろん防水性にも優れています。
棟板金には日鉄鋼板のガルバリウム鋼板、色はこげ茶色のものを使用しました。
耐久性、耐熱・熱反射性に優れ、サビにも強い棟板金です。
部材にも耐久性の高いものや機能に優れたものがあります。
安心してお過ごしいただく為にも、丈夫なものを使用したいですよね。
当社では使用する部材や塗料は、ご予算に応じて最適なものをご提案させていただいております!
「屋根工事が初めての方へ(当社の強み)」は、こちらのページです。
雨漏りが解消され、ほっと一安心のご様子でした。
この度はご依頼いただき、ありがとうございました!
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