0120-16-7611香川県高松市のM様邸にて、屋根塗装・棟板金工事のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「香川県高松市 M様邸 屋根塗装・棟板金交換工事 屋根のクラック(ひび割れ)補修」は、こちらのページです。
今回は縁切り(タスペーサーの設置)と屋根塗装の様子についてお伝えします。
【縁切り・タスペーサーとは?】
縁切りと聞くと、人付き合いの悪縁を断ち切るというのをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
化粧スレート屋根の塗装工事では『縁切り』という工程があります。
化粧スレート屋根は屋根材と屋根材の間に隙間があり、雨水が屋根材の裏に溜まらないようになっています。
隙間が無いと雨水が逃げられず溜まり、雨漏りの原因になります。
塗装工事をすると、塗料によってこの隙間が埋まってしまいます。
その為、縁切りで隙間を作ってあげるのです。
こちらは縁切り後の写真です。
屋根材の下にポツポツとある、黒くて薄い板が挟まっているのが見えますでしょうか。
これは『タスペーサー』といって、縁切りを簡単に行える道具です。
屋根材と屋根材の間に挟み込み、隙間を作っています。
昔、縁切りは一般的な大きさのお宅で、職人2人がかりで1日かけて行うものでした。
屋根材1枚1枚にカッターを使って隙間を作っていたのです。
タスペーサーが登場してからは職人1人で約半日で終える事ができています。
なお、中には知らないのかわざとなのか、縁切りを行わない業者がいます。
化粧スレート屋根の塗装なら絶対に縁切りは欠かせません。
【屋根塗装の様子 ～ファインパーフェクトベスト～】
こちらは下塗りの様子です。
日本ペイントのファイン浸透シーラーの透明タイプを使用しました。
下地を補強し強度を高め、下地と仕上げ塗料の密着性を高めてくれます。
中塗り・上塗りは日本ペイントの高耐候性塗料、ファインパーフェクトベストで塗装をしました。
こちらは中塗りの様子です。
中塗りが乾燥するのを待ち、最後に上塗りです。
色はJブラックという、真っ黒ではなくグレーに近い黒です。
最終確認、工事検査を行い、足場を解体して完工しました。
これでしばらく安心してお過ごしいただけますね。
M様、この度はご依頼いただき、まことにありがとうございました!
また何かございましたら、いつでもご連絡ください(^^)/
−N−
