0120-16-7611香川県高松市のM様邸にて、屋根塗装・棟板金工事のご報告です!
今回は、施工前の状態についてお伝えします。
【棟板金の劣化～棟板金を留めている釘は抜けてきます～】
棟板金とは、屋根の頂上に被せている板金です。
屋根材が合わさるてっぺんに棟板金がなければ、隙間があるので雨水が入ってきてしまいます。
この棟板金なのですが、釘で留めてあります。
しかし、年月が経つにつれてだんだんと浮いてくるのです。
それは、”熱膨張”が原因です。
熱膨張とは、金属が温められて起こる現象です。
棟板金は金属なので、日中や暑い夏場などに日が当たる事で棟板金が膨張します。
反対に、夜など気温が下がると棟板金は収縮します。
この膨張と収縮の繰り返しによって、徐々に釘が浮いてくるのです。
M様邸の棟板金の釘も浮いてしまっていました。
下の写真では、釘が浮いて、更に強風が吹いた事で棟板金の端がめくれています。
このように隙間ができると雨水が侵入してしまいます。
釘が抜けて無くなっている場所までありました。
棟板金も浮いています。
棟板金の釘が抜けると、このように隙間ができる事で雨水が侵入したり、棟板金自体が飛散してしまう事もあります。
台風や強風で棟板金が飛散すれば、隣近所のお宅に当たって思わぬトラブルに発展する恐れがあります。
万が一、通行人に当たってしまえば大けがをさせてしまう可能性もあるので軽視できません。
こちらの「雨漏り・屋根・棟板金のはがれ」でも詳しくご紹介しています。
M様邸では、このように棟板金が歪んでしまっていたので、新しいものに交換させていただく事となりました。
【化粧スレート屋根のひび割れ】
M様邸の屋根は化粧スレート屋根という屋根材です。
現在、日本で最も普及率の高い屋根材です。
カラーベスト、コロニアルとも呼ばれています。
耐震性が高く、比較的安価なので、「うちもこの屋根!」という方も多いのではないでしょうか。
デメリットとして、薄いのでひび割れやすいという特徴があります。
M様邸の屋根も塗装の保護力が失われ、屋根材そのものにひび割れが所々に発生していました。
屋根のひび割れを放置すると、雨水が染み込んで雨漏りを起こす恐れがあります。
ひび割れの補修後、塗装で屋根材を保護させていただく事となりました。
「屋根リフォーム > 屋根塗装・外壁塗装」については、こちらのページです。
屋根というのは普段、目にしない場所ですから劣化に気が付きにくいものです。
しかし、毎日紫外線や雨風に当たる厳しい環境にあるので、定期的にチェック、メンテナンスをする必要があります。
「屋根工事が初めての方へ（当社の強み）」については、こちらのページです。
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