担当からのコメント
【作業の様子】
防水シート下の野地板もかなり傷んでいたので、補強して新しく全体に張りました。

次は新しい防水シートを軒先から敷き重ねてゆきます。
TAJIMAのPカラーEX+ プラチナスタイル を使用しています。
(商品名をクリックするとメーカーの商品ページに移動できます!)

新しい瓦桟木を取り付けます。

今回使用したのは「鶴弥 スーパートライ110 TYPEⅠ」です。
(商品名をクリックするとメーカーの商品ページに移動できます!)
強風で飛ばされないための耐風性能、瓦のズレや脱落を抑える耐震性能に加え
表面がガラス質の被膜で覆われていて、変色変質が起こりにくいというおすすめの瓦です。
(※以下2枚の画像は鶴弥さんのホームページより)

心強いそんな新しい瓦を配置してゆきます。

軒先から瓦を葺いてゆきます。

両面葺きあがりました。

最後に屋根の一番高いところ、棟の部分を仕上げます。
耐久性と防水性に優れるシルガードを使って、棟瓦の下地を整えます。

最後に棟の瓦を取り付ければ工事完了です。

瓦工事の後に軒樋と竪樋も新しくしました。既存の軒樋から雨水が溢れるということも確認でき、この広さで竪樋が3本しかありませんでしたので、今回の工事で1本追加設置して排水量を増やしました。
これで快適にまた長く安心してお過ごしいただけると思います!
この度はご依頼いただきありがとうございました。
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葺き替えは従来のような日本瓦に加え、平板瓦、今回使用した耐震性などを向上させた防災瓦、
カラーベストなどの薄型スレート屋根材、立葺き・横葺きのガルバリウム鋼鈑など
デザイン性や機能性、耐久性やメンテナンス性などで選ぶことができます。
弊社ではいずれにも対応しております。
「うちにはどんな屋根材がいいのかな?」
「今の瓦より軽いものにしたいけどデメリットはあるの?」
など、ご不明点やご質問があればぜひお気軽にお問い合わせ・ご相談ください!
お見積りのご希望や点検のご相談も







香川県高松市N様邸、屋根葺き替え工事のご依頼をいただきました!
N様は弊社にいろいろな工事をお任せ下さっているお客様です。
以前から倉庫兼住宅の雨漏りのご相談を受けていて、今回屋根全体の葺き替えとなりました。
今回の建物は本宅ではない倉庫兼住宅なのですが、築50年余りのどっしりとした鉄骨造りです。
雨漏りの箇所を確認すると屋根裏にかなりの雨染みを確認できました。
屋根上を確認すると、瓦が全体的にずれてきているのがわかり、ところどころ瓦が抜けて隙間ができていました。
軒の瓦は樋で止まっているような状態で、袖瓦にも抜けがあります。
雨漏りしている箇所の上の瓦をめくってみると、本来あるはずの防水シートが細かく破れてほとんどなくなってしまっていました。これでは雨が入るわけです。
全体的な瓦のズレや防水シートの劣化を考えると、部分的に修繕しても無駄になる可能性が高いので、
大きな工事にはなりますが、全体を防災瓦で葺き替えることになりました。