担当からのコメント
香川県高松市木太町のS様邸にて、屋根漆喰工事を行いました!
漆喰とは、屋根の一番頂上にある棟(むね)の台土を保護する為に塗り込んである材料です。
棟と瓦の隙間を埋めて、瓦の下の葺き土を雨風から守っています。
反対に言えば、漆喰が劣化すると葺き土を守る事ができず、瓦がズレたり、雨水が入って雨漏りを引き起こす事になります。
S様邸の漆喰は劣化して中の土部分が見えている箇所もありました。
また、瓦がズレている場所もあるので、補修しなければ雨漏りに繋がります。
鬼瓦と棟瓦の間にも隙間が空いていました。
古い漆喰を撤去して新しい漆喰を塗り直す「漆喰詰め直し工事」と、瓦のズレを補修させていただく事となりました。
三日月漆喰、鬼漆喰共に古い漆喰を撤去して清掃後、下塗り→上塗りで塗り直しています。
古い漆喰が残ったまま新しい漆喰を塗ってしまうと、すぐに剥がれてしまったり雨水が入り込んでしまう恐れがあります。
職人であれば必ず古い漆喰を撤去するのですが、中には手抜き業者もいるのでご注意ください。
新築時の漆喰というのは、厚さが約3mm程度しかありません。
今回の補修で3倍の厚さ1cmほど塗り込みました。
耐久性が向上したので、これで大雨や台風がきても安心ですね。
ズレていた瓦も綺麗に補修できました。
「屋根リフォーム > 瓦屋根・漆喰工事」については、こちらのページです。
仕上がった屋根の状態を撮影し、S様にも写真でご覧いただきました。
施工前と施工後の写真を見て、とてもご満足そうだったので、我々も嬉しかったです。
大切なお住まいの施工を当社にお任せいただき、まことにありがとうございました。
屋根瓦の耐用年数は約5、60年と長いものが多いのですが、漆喰の寿命は瓦よりも短く、20年程で表面が朽ちてきたり剥がれたりします。
「新築や前回の屋根メンテナンスから20年程経った」「漆喰がボロボロと落ちてくる」「見えにくい所なので、どうなっているか心配」などございましたら、お気軽に調査をご依頼ください。
人間の体と同じように、お住まいの問題点も早期発見・早期対処が寿命を延ばすポイントです。
また、後になって大掛かりな工事になる前に、軽傷の場合の方が費用も抑える事ができます。
お住まいの調査、お見積りは無料で行っていますのでお気軽にどうぞ。
−N−