担当からのコメント
軒先の瓦が樋にひっかかって、今にも落ちそうな状態です。これは危ないですね。


いちばん右端の袖瓦が抜け落ちて、そこから雨が入り軒先全体に染みわたり、木下地が腐食したのではないかと思われます。


下から見る以上に腐食が進んでいました。
とても危険な状態でしたので、まず足場を組んで軒下にコンパネを敷き、下から支えることで工事までの間に瓦が落下することがないよう安全対策を行いました。

【作業の様子】
今回の工事は、既存瓦をめくり屋根の下地を部分的に補修をして、また瓦を元に戻すという工事です。
軒の裏側の軒天と軒樋は新しくする必要がありました。
まずは瓦をめくります。
下から6列をめくりました。軒先の方はだいぶ傷んでいるようです。

傷んでいる野地板、垂木を取り替えます。


切り取った部分には、もともとの垂木に添えて同じ太さの垂木を固定します。

垂木の上に構造用合板で新しい野地板を仕上げます。

軒先なので破風と鼻隠しの部分もしっかり作り込みました。

軒先から新しい防水シートを張ります。
部分補修なので、瓦をめくっていない部分の既存の防水シートの下に差し込みます。

次に瓦を固定するための瓦桟木を取り付けます。

桟木は釘などで固定しますが、穴が開くのでは?と思われるかと思います。
そのための「改質アスファルトルーフィング」です。
今回はTAJIMAさんのリブルーフを使用しています。専門業者にしか卸していない商品になります。
釘などの周りにできる隙間を改質アスファルトが追従してしっかり塞いでくれるようになっています。
瓦を元どおりに戻したら屋根上は工事完了です。
抜けていた部分の瓦も補充します。
【完工】

軒の下側、軒天張りと塗装、樋の取付も行いました。


きれいに元通りになりました!

これで心配なくお過ごしいただけます。
M様も大変喜んでくださいました。
この度はご依頼ありがとうございました!
※ ※ ※ ※ ※
今回のような屋根の部分的な補修や改修にも弊社では柔軟に対応しております。
葺き替えまではできないのだけど、ここだけは雨漏りを直しておきたい・・・などのご要望にもお応えします!
(※但し、状態によってはその部分を含む少し大きな範囲を直すしか方法がない場合もございます。)
ご質問やご相談があればぜひ明ホームプランにお問い合わせください!






香川県高松市M様邸、屋根修繕工事のご依頼をいただきました!
このホームページを見て弊社にお問い合わせくださいました。
軒の部分が落ちてきているとのことで、ご近所に迷惑がかかることをとても心配しておられました。
早速、現地に確認に向かいました。