担当からのコメント
坂出市S様邸、外壁塗装を承りました。
今回取り上げるのはリブトタンの部分です。
かなり以前にハシゴを使って日曜大工で塗られたそうですが、市販の塗料で色の乗りがあまりよくなかったようでかなり色がうすくなってしまっていました。
ご自身で塗られていてよかったことは錆びがほとんど発生していなかったことです。塗膜はやはりサビなどの劣化から守ってくれますね。
塗膜の厚さにむらがありましたので、しっかりと全体をケレンします。
下地をなるべく均一に整えるとともに密着性を高めるために既存塗膜の目荒らしを行います。
その後、高圧洗浄でしっかり埃や汚れを落としました。
今回使用した上塗り塗料は
アステックペイント マックスシールド1500Si-JY
色:シルキーホワイト
期待耐用年数は13-16年です。
弱溶剤タイプのため下地素材との密着性に優れています。
上塗りの二回目です。必ず上塗りは色を2回重ねます。
色は近くで見るときれいに塗れているように見えても、1回塗りでは遠く離れてみるとムラがあるのがわかります。
同系色の下塗りでも微妙に色が違いますので、やはり上塗りで同じ色を2回塗ることが大切で、仕上がりの塗膜に十分な厚みがでてムラなく仕上がります。
新品のような輝きを取り戻しました!
お家の印象がかなり明るくなりました。
この度は工事をお任せ下さりありがとうございました!
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トタンは素材の軽さと加工のしやすさなどメリットが多くある外壁材です。1970年代から1990年代頃の建物によく使用されていて、今でも現役で使用されている資材です。
一方で色褪せが目立つ素材でもあります。色褪せを放置すると防水性を損なう恐れがあり、錆や穴空きにつながり内部の構造材にも影響を及ぼします。
塗装は見た目の良さだけでなく、機能の回復という視点でも大きなメリットがあります!
築年数が経っていても、定期的なメンテナンスをすればお家はしっかりきれいに長持ちしてくれます。
リブトタンがよく使われていた1970年代に建てられたお家であれば、そろそろ築50年あたりになってきます。
場合によってはリペアや張り替えが必要な部分もあるかもしれませんが、塗装をすることでしっかりと機能と美観を保つこともでき、グレー系やブラック、ネイビーなど今風な雰囲気にも変えられます。
リブトタンは元々茶系の色ものが多いように思います。今では色のラインナップも豊富になっていますが、クールな雰囲気やダークな色味が縦のリブとすごく相性がいいと思います。
リブトタンをかっこいい色に塗り替えてイメージチェンジしてみませんか?
古くなったお家も色を変えると印象が変わり、帰るのが楽しみになりそうです☺